工場の暑さ対策・遮熱塗料【Ｉ社様事例】（滋賀県近江八幡市）
遮熱塗料についてご紹介します。
遮熱塗料とは遮熱効果がある塗料で、塗布することで建物の温度が上昇するのを防ぎ、建物の内部に熱が伝わりにくくする方法です。
目次
いただいたお悩み
Ｉ社様から、「工場の暑さ対策をしたい」「会社としてＳＤＧｓの取り組みを行いたい」とのご相談をいただきました。
従業員様の働きやすさ向上だけでなく、冷暖房効率UPでCO2排出削減にも繋がる、屋根に遮熱塗料を塗布する提案をさせていただきました。
遮熱塗料とは？遮熱塗料の仕組みや特徴
遮熱塗料とは、太陽光を反射させる力が強い塗料のことです。
太陽からの熱は太陽光に含まれている赤外線によって伝えられています。赤外線は屋根などの物体に吸収されることで熱を発生させるので、太陽の光が屋根に吸収されることで屋根が暑くなってしまいます。屋根が暑くなるとその熱が室内にも伝わるので、部屋も暑くなってしまいます。
そこで、太陽光を反射させる力が強い遮熱塗料を屋根の表面に塗ることで太陽光を反射し、屋根が赤外線を吸収する量を減らすことで屋根の温度の上昇を抑えることが出来ます。
ただし、太陽光を反射させることで効果を発揮するという特性上、表面に汚れなどが付着したり塗装が劣化してしまった場合には効果が減少する可能性があります。
遮熱塗料の施工の様子
こちらが実際の施工の様子です。
このように下塗りをした後、上塗りを行います。
こちらは左側が未施工、右側は施工後の様子です。
こちらが完成後の写真です。塗装するため、見た目もとてもきれいになります。
遮熱塗料の概算工事金額
遮熱塗料の塗布は屋根1㎡あたりおよそ2,000円で施工可能です！
この金額は、屋根の上での作業に必要な昇降用階段・荷揚げ荷下ろし用のレッカー費を含んだ金額となります。
ただし、上記の金額はあくまで概算です。状況によって金額は変わるので、詳しくはお問い合わせください！
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お好きな方法をお選びいただけます。ぜひお気軽にご連絡ください。
遮熱塗料施工後に温度を測定
Ｉ社様にご協力いただき、屋根に遮熱塗料を塗布した工場の室温と、塗布していない工場の室温を継続的に測定させていただきました。
（Ｉ社様では、扉や窓を基本的に閉めて空調を使用しておられます。）
測定結果がこちらです。
2021年8月28日には、施工済みの工場の室温が30.9℃、未施工の工場の室温が39.4℃と8.5℃も室温差が確認できました！
他の日でも室温差が6.9℃、6.7℃など高い数値を確認することが出来ました。
まとめ
今回は遮熱塗装についてご紹介させていただきました。
遮熱塗装は、熱を伝えている太陽光を反射させることによって屋根の温度が上昇することを防ぎます！
暑さ対策や遮熱塗装、環境に優しい施工などについて少しでも興味がある方はお気軽にご相談ください！
施工エリアは滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県です。
ご連絡お待ちしています！