株式会社かんき建設

住宅省エネ2023キャンペーンに引き続き、2050年にカーボンニュートラル実現に向けて住宅の断熱性向上や高効率給湯器の導入等、住宅の省エネ化を支援する4つの事業の総称です。
2024キャンペーンでは、高効率給湯器に関する補助金が持家が対象（以下３）・賃貸集合住宅のオーナーが対象（以下４）の2つに分かれました。
▶　住宅省エネ2024キャンペーン

4つの事業は以下の通りです。

１．子育てエコホーム支援事業 / 公式ＨＰ

２．先進的窓リノベ2024事業 / 公式ＨＰ

３．給湯省エネ2024事業 / 公式ＨＰ

４．集合賃貸給湯省エネ2024事業 / 公式ＨＰ

物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯に、高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修などの支援をすることで、2050年カーボンニュートラルの実現を図る事業です。
2023キャンペーンと同じく、注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入は子育て世帯・若者夫婦世帯のみ補助対象となります。リフォームは全世帯が補助対象です。工事によって対象となる方が異なるのでご注意ください。

子育て世帯：申請時点で18歳未満の子を有する世帯。
若者夫婦世帯：申請時点で夫婦であり、令和5年4月1日時点でいずれかが39歳以下である世帯。

〈注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入〉
補助額が変更になりました。

〈リフォーム〉
①補助上限額が変更になりました。

②補助額が全体的に増額されました。
（例）内窓設置（ZEHレベル・中サイズ）
2023では2.4万円/箇所　→　2024では2.7万円/箇所

〈注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入〉
対象：子育て世帯・若者夫婦世帯
長期優良住宅　100万円/戸
ZEH住宅　80万円/戸

〈リフォーム〉
対象：子育て世帯・若者夫婦世帯
既存住宅購入　60万円/戸
長期優良住宅へリフォーム　45万円/戸
その他　30万円/戸

対象：その他世帯
長期優良住宅へリフォーム　30万円/戸
その他　20万円/戸

工事着手：2023年11月2日～
交付申請：2024年3月下旬～2024年12月31日
完了報告：～2027年2月28日

断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、エネルギー費用の負担軽減や健康で快適な暮らしの実現、家庭からのCO2排出削減に貢献することを目的とした事業です。

①補助対象にドアの断熱改修が追加されました。
窓改修と同一契約内で断熱性能が高いドアに改修する場合に限られます。
必要な断熱性能：窓改修と同じ値

②外窓交換（カバー工法）の補助額が増額されました。
（例）Aグレード中サイズの場合
2023では7.6万円/箇所　→　2024では8.7万円/箇所

③内窓設置の補助額が減額されました。
（例）Sグレード中サイズの場合
2023では5.7万円/箇所　→　2024では4.6万円/箇所

住宅の建て方、設置する窓の大きさと性能、設置方法に応じて定額に定められています。
補助上限額：200万円/戸
補助対象工事：ガラス交換・内窓設置・外窓交換（カバー工法・はつり工法）・ドア交換（カバー工法・はつり工法）
※ドア交換は窓工事と一緒に申請する場合のみ補助対象となります。

工事着手：2023/11/02～
交付申請：2024/03下旬～2024/12/31

家庭で消費するエネルギーで大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い普及拡大させることで「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

〈高効率給湯器の導入〉
・ヒートポンプ給湯機（エコキュート）　8万円/台
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）　10万円/台
・家庭用燃料電池（エネファーム）　18万円/台

補助上限
戸建住宅：いずれか2台まで
共同住宅等：いずれか1台まで

また、給湯器がさらに高い性能要件を満たす場合、以下の補助額の加算があります。
・ヒートポンプ給湯機（エコキュート）　最大5万円/台
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）　最大5万円/台
・家庭用燃料電池（エネファーム）　2万円/台

〈既存設備の撤去〉
高効率給湯機の設置に合わせて既存設備の撤去工事を行う場合、工事に応じた定額が補助されます。
・蓄熱暖房機の撤去　　10万円/台
（補助上限：2台まで）
・電気温水器の撤去　　5万円/台
（補助上限：設置の補助を受ける台数まで）

戸建、共同住宅等によらず、住宅に高効率給湯器を設置する工事

工事着手：2023/11/02～
交付申請：2024/03下旬～2024/12/31

家庭で消費するエネルギーで大きな割合を占める給湯分野について、特に賃貸集合住宅に対して小型の省エネ型給湯器の導入支援を行い普及拡大させることで「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

導入する小型の省エネ型給湯器に応じた定額が補助されます。
・エコジョーズ
追い焚き機能有り　7万円/台
追い焚き機能無し　5万円/台
・エコフィール
追い焚き機能有り　7万円/台
追い焚き機能無し　5万円/台

補助上限
いずれも1住戸につき1台まで

既存賃貸集合住宅の1棟あたり賃貸住戸2戸以上の住戸で、従来型給湯器を小型の省エネ型給湯器に交換する工事
※賃貸住戸数が10戸未満の場合は1戸以上が対象
既存賃貸集合住宅：1棟に2戸以上の賃貸住戸を有する建物で、建築から1年が経過または人が居住した実績がある建物

工事着手：2023/11/02～
交付申請：2024/03下旬～2024/12/31

住宅省エネ2024キャンペーンについてご紹介させていただきました。
補助を受けられる工事の種類や補助金額など、複数の項目が2023キャンペーンから変更になっていますので、補助金のご利用を検討されている方はぜひ詳細をご確認ください！

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