自分で出来る結露対策
自分で出来る結露対策をご紹介します!
毎年、冬になると結露にお悩みの方も多いのではないでしょうか?今年は早めに対策をして、結露しない冬を過ごしましょ
目次
結露の仕組み
結露とは、暖かい空気が急激に冷やされることで、空気に含まれていた水蒸気が水滴となって出てくる現象です。
空気は水蒸気を含める量が決まっていて、空気の温度が高くなればなるほど水蒸気を含める量が増加します。反対に、空気の温度が下がると水蒸気を含める量が減少し、空気が冷えて含み切れなくなった水蒸気は水滴となって出てきてしまいます。
結露の詳しい仕組みはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!
▶ 結露のお悩み相談増えています!
結露は空気中の水蒸気の量と急激な気温変化によって発生する仕組みとなっています。結露させないためには、湿度が高くなりすぎないようにすることが重要です。また、室内と室外の気温差が大きいと結露しやすくなるので、室内を暖めすぎないようにしましょう。
今すぐできる結露対策
家にあるもので今すぐに出来る結露対策をご紹介します。
・こまめに換気する
換気扇を回したり定期的に窓を開けることで、乾燥した外気を取り込み室内の湿気を減らします。窓を開けると約5分で室内の空気が入れ替わります。サーキュレーターで空気を循環させるとさらに空気が入れ替わりやすくなります。
・室内干しをするときは浴室で
リビングなどで室内干しをすると、どうしても湿気が多くなり結露しやすくなってしまいます。
・水槽や観葉植物は窓際に置かない
多くの水が入った水槽や光合成で水蒸気を発する植物の付近は湿度が高くなりやすいため、空気が冷える窓際に置くと結露の原因となります。
・電気式の暖房機器(エアコンなど)を使用する
石油ストーブなど火を使う暖房機器は、燃えるときに水蒸気を発生させるため室内の湿度が高くなりやすく、結露の原因となります。
・新聞紙や気泡緩衝材(プチプチ)を窓に貼る
新聞紙は吸水性が高いため、窓に貼ることで結露する前に空気中の水蒸気を吸収してくれます。新聞をたたんで窓に立てかけておくだけでも効果があります。
気泡緩衝材(プチプチ)は空気を多く含んでいるため窓ガラスの温度が下がりにくくなります。窓ガラスによって室内の空気が冷やされないため、結露も少なくなります。
・結露防止スプレーを自作する
食器用洗剤を10倍程度に薄めれば完成です。窓にスプレーし乾いた布で塗り広げます。効果は1週間ほどですが、状況によって変わるので効果がなくなってきたら再びスプレーしてください。
準備が必要な結露対策
準備が必要だけど自分で出来る結露対策をご紹介します。
・窓用ヒーターを設置する
窓用ヒーターを窓の下に置くことで上昇気流が発生し、窓からの冷気を遮断、結露と足元の冷え防止になります。
・結露防止シートや吸水テープを窓に貼る
結露防止シートは、窓の断熱性能を上げる効果があるシートです。窓に貼ることで窓から空気が冷やされにくくなり、結露対策になります。
吸水テープは結露を吸収してくれるテープです。こちらは結露しなくなるものではありませんが、結露をテープで吸収することでサッシなどに水が溜まるのを防いでくれます。
どちらも性能やデザインの種類が豊富にあるので、用途やご自宅の雰囲気に合ったものを選ぶことが出来ます。
・除湿器を使う
前述したとおり、湿度が高いと結露しやすくなるため除湿器で湿度を下げると結露しにくくなります。
・DIYで内窓を作る
内窓を自分で作れるキットが販売されているので、自分で内窓を作ることが出来ます。内窓があると外気の冷たさが室内に伝わりにくくなるため、空気が冷やされず結露もしにくくなります。
内窓についてはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!
▶ 住まいの寒さ結露対策・二重窓【F様邸事例】(京都府京都市)
どうしても結露してしまう場合
結露対策をしても結露してしまう場合、外の冷気がかなり室内に伝わりやすくなっていることが予想されます。窓の性能や壁の断熱が不足している可能性もあるため、リフォームして内窓をつけたり断熱性能を高めたりすることで結露対策効果が期待できます。
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お好きな方法をお選びいただけます。ぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
今回は様々な結露対策をご紹介しました。
お手軽に出来るものからリフォームまでたくさんの方法があります。また、結露対策は窓からの冷気を遮断するものが多いため、足元の冷え解消にも繋がります。ぜひご自分に合った対策を見つけてください!
結露対策に少しでも興味がある方はお気軽にご相談ください!
施工エリアは滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県です。ご連絡お待ちしています!