【住宅補助金】住宅省エネキャンペーン2025

今年も住宅省エネ2025キャンペーンの情報が発表されました!
二重窓や高効率給湯器の設置、住宅の断熱リフォーム等に補助金が出ます。
目次
住宅省エネ2025キャンペーンについて
昨年までの住宅省エネキャンペーンと同様に、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて家庭の省エネを強力に推進することを目的としている補助金です。省エネ住宅の新築、既存住宅の省エネリフォームを支援するため、4つの事業が行われます。
・先進的窓リノベ2025事業(公式HP)
・給湯省エネ2025事業(公式HP)
・賃貸集合給湯省エネ2025事業(公式HP)
・子育てグリーン住宅支援事業(公式HP)
各補助事業の対象期間は以下の通りです。
工事期間:2024年11月22日以降
申請期間:2025年4月14日~2025年12月31日
※給湯省エネ2025事業(新築)は4月28日受付開始、子育てグリーン住宅支援事業は5月以降受付開始予定です。
※予算上限に達し次第、申請締切となります。
2024年11月22日以降に着手した工事が補助対象となるため、今から工事をしても補助金を利用することが出来ます。
【二重窓】先進的窓リノベ2025事業
高い断熱性能を持つ窓への改修が対象です。
対象となる施工方法は以下の4種です。
・内窓設置
・外窓交換(はつり工法)
・外窓交換(カバー工法)
・ガラス交換
施工方法と新しい窓の性能、窓の大きさによって補助金額が分けられています。
【戸建住宅・低層集合住宅】
内窓設置:最大106,000円
外窓交換(はつり工法):最大183,000円
外窓交換(カバー工法):最大220,000円
ガラス交換:最大55,000円
【中高層集合住宅】
内窓設置:最大106,000円
外窓交換(はつり工法):最大266,000円
外窓交換(カバー工法):最大266,000円
ガラス交換:最大55,000円
ただし、補助額の合計が5万円未満となる場合は申請できません。
【給湯器】給湯省エネ2025事業
基準を満たす高効率給湯器の導入が対象です。
以下の4つの条件のうち、どれかを満たす方が補助対象となります。
・所有する住宅に高効率給湯器を設置する
・高効率給湯器が設置された新築分譲住宅を購入する
・リフォーム時に高効率給湯器を購入し設置する
・既存給湯器から高効率給湯器への交換設置を条件とする既存住宅を購入する
※交換ではなく既に高効率給湯器が設置されている既存住宅の購入は、たとえ機器が未使用であっても補助対象になりません。
戸建て住宅は2台まで、共同住宅は1台までが補助対象となります。
また、高効率給湯器の設置と同時に既存の電気温水器や蓄熱暖房機の撤去をする場合は撤去にも補助が出ます。
電気温水器の撤去は新しく設置する高効率給湯器と同じ台数まで、蓄熱暖房機は2台までが補助対象です。
高効率給湯器の種類と機能により1台あたりの補助額が定められています。
【高効率給湯器の設置】
ヒートポンプ給湯器(エコキュート):最大13万円/台
ハイブリッド給湯器:最大15万円/台
家庭用燃料電池(エネファーム):最大20万円/台
【既存設備の撤去】
蓄熱暖房機の撤去:8万円/台
電気温水器:4万円/台
ただし、補助額の合計が5万円未満となる場合は申請できません。
【給湯器】賃貸集合給湯省エネ2025事業
賃貸オーナーが所持する既存賃貸集合住宅へ省エネ型給湯器(エコジョーズ・エコフィール)を導入する工事が対象です。
以下の条件をすべて満たした方が補助対象となります。
・1棟あたり1台以上の取替
・従来型給湯器から排気ガスの熱を再利用する機器への取替
1住戸1台までが補助対象です。
追い焚機能なし:5万円/台
(共用廊下を横断してドレンレールを敷設した場合:8万円/台)
追い焚機能あり:7万円/台
(浴室へのドレン水排水(三方弁、三本菅(二重管含む))工事の場合:10万円/台)
ただし、補助額の合計が5万円未満となる場合は申請できません。
【断熱】子育てグリーン住宅支援事業
【新築】
床面積が50㎡以上240㎡以下の住宅について、以下の省エネ性能のどれかを満たす注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入、賃貸住宅の新築が対象となります。
・GX志向型住宅
・長期優良住宅
・ZEH水準住宅
【リフォーム】
補助対象となる工種が複数あり、必須工事と任意工事に分類されています。補助を受けるには、必須工事を2種以上行う必要があります。
《必須工事》
・窓の断熱改修
・躯体の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
《任意工事》
・子育て対応改修
(ビルトイン食器洗機や浴室乾燥機、宅配ボックス等の設置)
・防災性向上改修
(窓のガラス交換、外窓交換)
・バリアフリー改修
(手すりの設置や段差解消等)
・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
・リフォーム瑕疵保険等への加入
必須工事の「窓の断熱改修」と「エコ住宅設備の設置」は他の事業と対象範囲が重なっているため、子育てグリーン住宅との併用が可能です。
※同じ物に対して重複した内容を申請することは出来ません。
【新築】
GX志向型住宅:160万円/戸
長期優良住宅:80万円/戸
ZEH水準住宅:40万円/戸
また、古家の除却が伴う場合、補助額が加算されます。
GX志向型住宅:なし
長期優良住宅:20万円/戸
ZEH水準住宅:20万円/戸
【リフォーム】
必須工事3種:上限60万円/戸
必須工事2種:上限40万円/戸
ただし、補助額の合計が5万円未満となる場合は申請できません。複数の事業を併用する場合は、利用する補助事業それぞれで補助額が5万円を超えている必要があります。
まとめ
住宅省エネ2025キャンペーンについてご紹介いたしました!
複数の事業があり、補助対象となる条件や工種も様々なため、補助金についてわからないことがありましたらお問い合わせください。
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お好きな方法をお選びいただけます。ぜひお気軽にご連絡ください。