《結露対策》壁断熱は結露対策に効果があるのか
毎日拭き掃除が必要。カビが生えてしまう。窓枠が腐ってきた。など結露の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
結露してしまうと窓際に物が置けなくなったり触ると濡れてしまったりと暮らしやすさにも影響が出てしまいます。また、カビが生えたり腐ったりすると、掃除が大変なだけでなく家もダメージを受けてしまいます。
そこで、結露を対策するための壁断熱リフォームについて実際の施工例と一緒にご紹介します!
目次
結露のお悩み
工事の内容・実際の様子
実際の工事の流れと様子です。
結露の仕組みや対策方法についてはこちらの記事をご覧ください↓
結露のお悩み相談増えています!
次に壁の内側に木枠を組み、穴や隙間を発泡性吹付断熱で塞いで密閉性を高めます。
隙間があると外気が侵入して壁内と室内の温度差が激しくなってしまい、結露の原因になります。そのため、壁と窓枠の間や木枠と壁の間など隙間が出来ないようにしっかりと埋めます。また、壁をめくったときに出来る穴もしっかりと埋めて断熱材が均一に入るようにします。
断熱性が高いグラスウールを入れた後、上から遮熱性が高いアルミシートを貼り付けます。
アルミシートは純度99%のアルミをシートにしたもので、断熱材では防げない輻射熱の反射を約97%カットします。そのため、夏は外部の熱を反射して入れない、冬は内部の熱を反射して逃がさないので、貼るだけで夏涼しく冬暖かを実現することができます。
実験で結露対策の効果を確認!
結露を対策するためにどのように断熱するのが最も効果的なのか、当社で検証実験を行いました!
住宅と同じように建物内を暖房で暖め、一定時間経過後、それぞれ違う方法で断熱した壁に結露しているかどうかを調べました。
実際の施工と同じ条件を含む以下の3パターンの壁を用意し、比較します。同じ建物の壁に3パターンの断熱を施し同時に実験を行ったため、気温などによる結果の差はありません。
①外壁と内壁のみ。断熱材はなし。
⇒大量に結露していて、水滴が垂れているのが確認できる。
②外壁と内壁の間に断熱材であるグラスウールを入れる。
⇒結露しているが、水滴が垂れるほどではない。
③外壁と内壁の間に断熱材であるグラスウールと遮熱材であるアルミシートを入れる。
⇒結露は見られない。
この結果から、断熱材と遮熱材を併用する方法が最も結露対策に効果的であるということがわかりました!
まとめ
結露対策のための壁断熱リフォームの工事の流れをご紹介しました。また、壁の断熱の効果を実験で確認することが出来ました。
壁の断熱リフォームをすることで壁の断熱性能が上がるので、結露がなくなるだけでなく、冬の冷気が入りにくく暖房は効きやすい、暖かい空気を逃がさない家にすることが出来ます。
結露にお悩みの方、断熱に興味がある方など、どなたでもお気軽にお問い合わせください!
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